あのとりブログ

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不安を解消する具体的な方法。人生を取り戻すセルフヘルプガイド

 

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人はなぜ不安を感じるのでしょうか?

 

それは、まだ起こっていない未来を想像するから不安になるのです。

 

 これを心理学では「予期不安」と呼びます。ですが、今あなたに「まとわり付いている不安」や恐怖は、必ず立ち直る事ができます。

 

 その立ち直りの方法を教授してくれるのは、オーストラリアの医師であるクレア・ウィークス氏です。

 

  そもそも、人は不安を感じる動物です。ですが、不安がストレスになり、不安が不安を呼ぶという悪循環にハマってしまいかねません。

 

 そこで、具体的にどうすれば「まとわりつく不安」から解消できるのか。

 

この方法論を著作を元ネタに書いていきたいと思います。

 

【元ネタ本】

 

 

 不安解消のメカニズムを知る

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不安は「4つの疲労」が蓄積されたことで起こることをご存知ですか?

 

その4つの疲労とは。

 

1.筋肉

2.感情

3.頭脳

4.生きる根源の「魂」

 

 これらの疲労はゆっくりと蓄積されるので、なかなか変化に気付かないと著者は語ります。不安と恐怖は密接に関係しており、不安を長く感じていると恐怖に変わってきます。

 

ーーふたつのタイプの恐怖

 

【ケース1】

不安は解消されているが、その不安から引き起こされたさまざまな心労からの恐怖感情。

【ケース2】

そもそも、問題の発端が解決されていない時の恐怖感情。

 

まず、自分が「なにを不安」に感じているのか?

 

  これを理解し、知ることが重要です。この4つのうちのどれかに当てはまるはずです。

 

まずは不安の根源を確認することがスタートです。

 

 筋肉疲労と感情疲労の克服方法

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あなたは休日はなにして過ごしていますか?

 

ゴロゴロと過ごしてしまうことも多いかと思います。

 

  今、仮に不安を感じており恐怖まで感じているのなら「水泳」をおすすめします。これが、1番目の「筋肉疲労」に効果ある運動だと著者は語っています。

 

  筋肉疲労とは、身体の筋肉疲労がストレスになり不安に繋がる現象です。アスリートも必ずオフ日を作るのは、このような理由からです。

 

ーーなぜ水泳か?

 

水泳は身体に大きな負担をかけずにできる運動です。

 

 塩分を含んだ水の中で泳ぐことは、特に心を落ち着かせる効果があります。水泳自体に鎮静効果があり、不安で落ち着かない気持ちや興奮状態にあるときは運動自体にそれを発散させる効果があります。

 

もし、不安な感情で一杯になってしまったら泳いでくるとスッキリしますよ!

 

【関連記事】

utsu-kaifuku.com

 

ーー感情疲労の克服

 

  感情疲労とは、簡単に言いますと「気を遣いすぎて」心労している状態のことを言います。

 

感情疲労は、このようなメカニズムです。

 

「恐怖→アドレナリン分泌→恐怖」この繰り返しが、自律神経を乱し「感情疲労」を起こしていきます。

 

 これは、順天堂大学医学部教授の小林弘幸先生の薦めている方法が1番簡単だと僕は思います。

 

それは、むくみ腸を改善させることです。

 

  不安はセロトニンという神経伝達物質の量が減ることで起こります。セロトニンは腸で95%生成しており、自律神経が乱れるのは腸内環境が悪化しているからだと先生は指摘しています。

 

まずは、朝起きたらコップ一杯の水を飲む習慣作りしてください。

 

  たったこれだけで、腸の動きは劇的に変化します。腸と脳には、密接な関係があり「第二の脳」と呼ばれるぐらい腸は重要な臓器です。

 

より詳しくは過去記事どうぞ。

 

【過去記事】

www.anotori.com

 

 頭脳疲労と魂の疲労の克服法

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頭脳疲労とはどういったことなのでしょうか?

 

それは「強迫観念」です。

 

 簡単にご説明しますと「しつこくまとわりつく考え」です。

 

  頭脳をフル活用して専門性の高い仕事や、勉強をしている際に、常にその考えが切り離すことができなくなり、ストレスを感じます。

 

この「まとわりつく考え」が頭脳疲労の蓄積になり不安に繋がります。

 

 頭が疲れきっている人の特徴に「家が一番安心する」ため、外出をすることが少なく、日の当たらない場所で過ごすことも多いと著者は語ります。

 

 改善策の一番簡単な方法は「海を見に行く」です。よく悩んだら海を見に行く人っていますよね?

 

  この行動は潜在的な「胎内回帰」という願望からです。他にも瞑想も頭脳疲労には効果的です。

 

この行動すら無理な場合は、心療内科に受診されたほうが良いかもしれません。

 

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ーー魂の疲労

 

これは生きる根源を見失ってしまっているときに感じるストレスです。

 

 自分の存在価値を疑ったり、「今日1日を乗り切れる自信がない」という、生きる意欲を失われた状態が魂の疲労

 

 魂が疲れてしまっている人は、なんとかして新たな希望や勇気を見つけだすことが必要だと著者は語ります。

 

 まずは、自分にできることで良いので小さな行動をしてみましょう。部屋の掃除でも良いですし、食器を洗うでも良いです。とにかく、今できることにフォーカスしてください。

 

そして、神経症の方の特徴に運動不足が多いのも特徴です。

 

 どのような運動でも良いです。

 

  まずは、身体を動かすことを意識してみてください。すると、不思議と不安も恐怖も消えていることに気付くはずです。

 

 まとめ 

 ・自分の不安が「4つの疲労」のどれに当てはまるかを分析する。

 

・筋肉なら「水泳」・感情なら「むくみ腸の改善」

 

・頭が疲れているなら「海を見に行く」・魂なら「今できることをひとつやってみる」

 

いかがだったでしょうか?

 

「家から出たくないな」と思ってしまうのは、疲労が蓄積されている証拠です。

 

 まずは、軽い運動をしてみてください。ウォーキングも良いです。あなたが不安に思っていることの9割は実際には起こりません。人間は良くも悪くも想像力が豊かなのです。