「話がつまらない人」の3つ特徴とその改善策とは?
上手に話せなくて困っていませんか?
私の勤めている会社では、朝礼で「3分間スピーチ」という時間があります。
約50名程の前でお題に沿って話すのですが、そこで感じるのは話が面白い人とつまらない人の圧倒的な差です!
この違いは何だろうか?
そこで、疑問を解決してくれる一冊の著作を見つけました。著者はコミュニケーションスクール「TALK&トーク」の開校者である野口敏氏とその専属トレーナーの梶村操氏です。過去に5万人以上の受講生を変身してきた実績があります。
そんな著者から「話がつまらない人の特徴」と「改善策」を学びました。そこで、著作を元ネタに原因と改善策をご紹介しますね!
【元ネタ本】
話がつまらない人の3つの特徴
話がつまらない人の特徴はなに?
ズバリ結論から言いますと「3つの特徴」があると著者は語ります。
1.思い込み
2.弱みを見せない
3.自己開示をしない
この上記3つが、話をつまらなくしている根源となります。
かつては「無口が美徳」と称えられ、おしゃべりは軽薄と言われた時代もあったかと思います。確かに、ビジネスでは「話すぎるバカは信用されない」という事実もありますが、緩急が人としての深みを出してくれるのも確かですよね。
会話が楽しくなる時というのは、互いの気持ちが感じられ、心が通じ合った状態になったときだと著者は語ります。「この人はそんなときに、そう感じるのか」「そう来たか」という話になれば、相手は話に引き込まれるのです。
つまり、あなた自身の「気持ち」や「感じ方」が、会話中にあるからこそ面白いと思われるのですね!
ここは重要なポイントですね。
ーー具体的な特徴
3つの特徴の具体的な内容をご紹介します。
1.思い込み
これはとても単純です。
「面白い話をしないといけない」そう思い込んでいる人です。この特徴がもっとも多い特徴だと著者は語ります。「・・・でなければいけない」や「・・・しなくてはいけない」と思い込んでいる人は、極端に視野が狭くなります。
そして、不思議なことにその通りにはできないものです。
口下手な人は、苦手意識が先行して「面白い話をしなければ」と力が入ります。当然そこにはプレッシャーもかかるので、視野がどんどん狭くなります。結果的にいい話は思いつかずに口が重くなるという構造です。
思い込みに関連する過去記事をリンクしておきました。良かったら合わせて読んでみてくださいね!
【過去記事】
2.弱みを見せない
人間関係のうまい下手を大きく分けるポイントが「弱み」の扱い方だと著者は語ります。
はっきりと言います!
人間関係が下手な人は、自分の「弱み」を見せることを嫌がり、見せたら「見下される」という誤解を持っています。
「周囲にバカにされたくない」や「見下されたくない」など思っている人は、自慢話しや他人を見下す発言が多いです。人間関係が豊かな人は、自分の弱みやいたらなさこそ、他人が親しみを感じてくれる大事な部分だということを知っているのです。
私は「他人にどう思われているか」これを考えることをやめました。
なぜなら、考えても無駄だからです。
「見下される」や「バカにされたくない」と思うことは、自然なことです。しかし、他人の評価なんて本当はどうでも良いことに気づくはずです。
結果的に好かれようと努力すればするほどに好かれなくなるうえ、心労するという結末が待っています。
3.自己開示をしない
男性で年齢を他人に言いたくない人が増えていることを知っていましたか?
なんでも実年齢を言うと、相手が「その年になってその程度の実力かい?」と思われるのではないかと心配になるそうです。「お家はどのあたりですか?」も「ここから30分ぐらいです」と答える人も講習を受ける人に多い特徴だそうです。
自己開示をしなければ、相手の気持ちを開示することはありえません!
私の実体験ですが、オフィスにて残業をしていました。その空間には、別部署のおっさんと僕の2人しかいません。おっさんが「はぁー、なんだよ!」と不満の独り言を放っています。
そこで、僕が「お疲れですね!」と声かけたら、待ってましたとばかりに愚痴のマシンガン・・・。
彼から「毎晩残業だから早く帰りたい」と言うワードが出たこともあり「ご自宅はどこですか?」と質問しました。
その返答が「ここから半径三キロ圏内」という意味がわからない回答。
つまらないどころか、はっきり言って疲れます。2度と自分から彼に声をかけることはないでしょうw
話がつまらない人の改善策
話がつまらない人だと思われない改善策とは?
とっても簡単です。
「バカにされ」「見下される」人間になれば良いだけです。
3つの特徴を改善すれば必然的に「話がつまらない」と思われることはなくなります。その中でも「弱みを見せない」を改善すれば確実に変われます!
つまらない人は、変にかっこつけたり、周囲の目を気にしすぎている人です。バカにされまいと完璧を目指しては、冗談のひとつも言えない。失敗談より自分がどれだけ優れているかの過去の自慢話が永遠に続きます。
こんな話を聞かされて楽しいわけがありません。自慢話や不平不満は、周囲をネガティブな空気にしてしまいます。
私はよく社内やお客様の前で、ボケたり冗談を言ったりしています。ほとんどが失敗しているのですが、失敗したあとに「魔法の言葉」を言えば大概なんとかなります。
その魔法の言葉とは「ここ笑うとこですよ!」です。
この言葉で僕はいつも助かっています。「本当、お前面白くないよなー!」と上司に言われたりしますが、それでも心の距離は一気に縮まっていることは感じ取れます。
爆笑なんて取れません。ただ、楽しい雰囲気を作ることはできますよ!
ーー話ができないなら聞き役に
営業のノウハウ本で、初対面から15分以内に学生時代の話をさせると親密度が上がるという技があります。
私は営業職ですので、このノウハウを普段からアウトプットしていますが、一定の効果は感じております。
方法は簡単で、適当に「体格がとても良いですね!学生時代にバスケとかやってましたか?」と質問するだけです。すると、「いやいや、サッカーをやってましてね!」となるのです。
すると、学生時代の話をさせながら聞き役にも徹することができるのです!
あとは、頷きながら聞き役に徹してオーバーリアクションさえしていれば良いのです。
聞き役のポイントで使える技があります!
それは、途中で自分の「眉毛」をクイっとあげてみてください。心理学では、眉毛をあげる行為は「あなたのことを好意的に思っています」との合図となります。
ぜひ、お試しあれ!
【過去記事】
まとめ
・話がつまらない人は3つの特徴がある
・スベっても大丈夫!魔法の言葉があなたを救いますw
・初対面で15分以内に学生時代の話をさせる
いかがだったでしょうか?
「なかなかハードルが高いな」と思った方もいるかと思います。僕も、元々はコミュ障でしたし、冗談なんて言えませんでした。しかし、「他人の評価をどうでも良い」と思った時からリミッターが外れましたよ!実際にどうでも良いですもんw
ぜひ、本書を一読してみてくださいね!