早稲田大学教授が話す。真面目な人は損するように出来ている?
あなたは、自分のことしか愛せませんか?
それは、生物学的には正常です。
さらに、生物学的には「人に生きる意味などない」何か意味があって生まれてきたのではなく、物心付いた時には勝手に生きていたのである。そう話すのは、早稲田大学国際教養学部教授で生物学者の池田清彦氏です。
この一節を読んだとき、僕は衝撃が走りました。
「いいぃ・・・生きる意味などない?w」
おいおい、一体どうゆうことなんでしょうか。さっそく本書の内容に入っていきましょう!
【元ネタ本】
真面目な人は損する?
あなたは、その日暮らしができますか?
真面目な人はまず無理で、貯金に励むと思います。でも、その行為が損をしていると池田氏は話します。
最近、新R25でスタートトゥデイのCEO前澤氏の記事を読みました。内容の結論を言いますと「金はあるだけ使え」です。このアドバイスは、堀江氏も池田氏も同様のことを言っており、池田氏の意見を見てましょう。
【本書抜粋】
ダマシダマシ、今を楽しく。
無常を常に変えることは不可能であり、そのために頑張るのは疲れる。無情に身を任せ、その日暮らしする方が楽だ。人間以外の、すべての動物はそうやって生きている。P14
無情とはなにかを語ると、ブログが脱線してしまうので説明しませんが、僕の解釈はこうです。
「社会の流れには逆らえないし、逆らうと疲れるよ。いいじゃん。その日暮らしで。真面目は損するから、チカラ抜いていこーぜ!」ですね。
まぁ僕みたいな凡人は、怖くて預貯金をすべて使うことなど出来ないビビりです。でも、最近は値段を気にするのをやめました。
たとえば、コンビニで飲み物を買うときは、値札なんて一切見ないで男気でいつも買ってやってます!
(๑⁼̴̀д⁼̴́๑)ドヤッ‼
店員「以上でよろしいでしょうか?
自分「はい、これでお願いします。」
店員「お会計は100円です。」
自分「はい。ありがとうございます。」
ってセブンコーヒー「R」やないかーーーい!!w
_(┐「ε:)_ズコー
こんなバカでも、楽しく生きてける時代に感謝。
【R25記事】
日本教育の現状
あなたは、いま博士が量産されているのをご存知でしたか?
1977年の頃は、博士号をもらえる人はほとんどいなかったですが、今は文科省が大学院重点化と称して、大学院生を無闇に増やしたことで、博士が量産されています。
もちろん、論文の質は低下し、大学院を修了したほとんどの人は課程博士となります。
ーーなぜ、こんな状況になっているのか?
さすがお役所です。博士号の教授者が少ないと文科省からクレームが来るからです。
いやぁ・・・なんか、ズレてません?w
ちなみに、量産された博士達は何をしているかと言いますと、研究職にはなかなかつけずに、非常勤アルバイト。まさに、高学歴ワーキングプアです。
国は一度決めたら失敗することがわかってもやめることはしません。
諫早湾の干拓も、成田空港の開港も大失敗だったのですが、「やると決めたらやるんだ!」との男気です。「会社だったらとっくに倒産しているよ」と池田氏は呆れています。
これが、高等教育の現状です。ちなみに、堀江氏は「義務教育は洗脳」だと話していますね。
AI化とベーシックインカムとは?
働き者は本当にナマケモノより偉いのでしょうか?
「AIに仕事を奪われる」と最近よく耳にします。ちなみに、オックスフォード大学の人工知能研究者マイケル・A・オズボーン教授が702の職種を選んで、この10年でなくなるであろう職種ランキングを発表しました。
【今後なくなるであろう職種ベスト10】
第10位・新規顧客アカウントを作成スタッフ
第9位・写真処理労働者
第8位・税金還付手続き代理人
第7位・貨物代理店
第6位・時計修理工
第5位・保険査定人
第4位・数理技術者
第3位・裁縫師
第2位・財産所有権審査官
第1位・電話営業
これ以外にも、タクシーの運転手とかレストランの注文受付業務、風俗までAIに変わると言われています。これを聞いて恐怖を感じるかもしれませんが、ベーシックインカムが解決策の1つとして世界に注目されています。
ベーシックインカムとは働いても、働かなくても、国が1人の国民に一定のお金を支給する制度です。
今は、絵空事のように思えますが、資本主義も技術革新も共に煮詰まれば、ベーシックインカムは当たり前の制度になると池田氏は話します。
前澤氏もベーシックインカムについて、面白い発言をしているので抜粋してみます。
【R25の記事抜粋】
僕は、人のなかにあるお金の価値、お金のウェイトをもっと下げたいんです。雇われているとか、お金のために働かなければならないとか、多くの人が思っている労働に対しての概念を変えたい。
僕は「お金がなくなったら人間はどうなるのか」というのにとても興味があります。
明日は働かないかもしれないけど、はたして1ヶ月経っても何もしないでダラダラしているのか。すべてが無料で手に入るようになったとしても、お店の前に行列ができるのか。六本木でフェラーリに乗るのがかっこいいのか。そういうことをよく想像しています。
すべてが無料の世界で、フェラーリに乗ることがかっこいいのか?
いま、この現時点ではすべてが無料で手に入ったり、国から一定の金額を毎月もらえたりする制度を想像できません。
ですが、考えてみてください。
10年前に、ここまでスマホが流行り、SNSで情報共有。Amazonで買い物が当たり前で、メルカリでお小遣いを簡単に稼げる世界を想像できましたか?
真面目にコツコツ頑張るのも良いですが、「今をもっと楽しんで生きていく」この選択も悪くないのではないでしょうか。
まとめ
・真面目にケチケチ節約生活をしても苦しいだけ。
・真面目に学校教育を頑張っても、高学歴ワーキングプア。
・過労死レベルで働いても、ベーシックインカムの世界が待っている。
いかがだったでしょうか?
ニュースなんて、暗い現実と未来のことしか話しません。殺人があった、芸能人が不倫した、AIに仕事を奪われるとか。これは、まさに不安商法です。本当の未来は、僕らが思うよりずっと明るくて、生きやすい社会が待っているのではないでしょうか。
本書に興味を持たれた方は、一読してみてください。